土俵のある学校
今日は地域の話を・・・
私の卒業した豊浜中学校には、今では珍しく土俵があります。
そして体育の授業の一環で、今でも相撲の授業もあります。
私の父親(昭和18年生れ)の頃には「相撲部」もあり、結構、強かったそうです。
そして、かつてはこの南知多町でも「南知多すもう大会」と称して
町内の子供達が参加するすもう大会も開催されていました。
しかし、大会の運営に尽力されてきた方々が高齢になり
数年前に、この大会も中止を余儀なくされてしまいました。
地域のすもう愛
しかし豊浜に住む、ある年齢以上の人生の先輩方は、この大会の中止をとても残念がり
「豊浜だけでもすもう大会を復活させたい」と昨年より、「豊浜場所」として
すもう大会が復活しました。
今年も6月17日(日)に、豊浜中学校の土俵を使い、開催します。
私もこの地域に住む者として、少しばかり協力をさせてもらっていますが
人生の先輩方の「すもう愛」には頭が下がります。
土俵の整備、土俵周辺の草刈りなどは率先して行い
あっと言う間に、協賛金も集めてしまい、そのパワーには驚くばかりです。
地域防災も忘れない
このすもう大会のもう一つの特徴は、防災面にも目を向けている事です。
この豊浜には「自主防災会」と言う組織があり、大地震に向けた備品の整備などの活動をなさっています。
その防災会の方々が、このすもう大会を利用して
大地震が起きた時の避難所生活のためにと炊き出しの訓練をします。
ちょうどこの豊浜中学校が避難所に指定をされている事もあり
その訓練として、カレーを作り、すもう大会への参加選手にカレーを振る舞っています。
しかも避難所生活を想定して、洗い物がでないようにとカレーを盛る皿にはビニール袋をかぶせ
その上にカレーを盛るなどの工夫もされています。
このすもう大会は、地域に住む人生の先輩方のパワーを目の当たりにする
機会になっていて、いい勉強をさせてもらっていますm(_ _)m
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